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これまでの交渉事項と、
その成果の紹介です
フジオフードに対しては、これまで多くの問題について会社と直接交渉し、
成果を出してきました。以下にご紹介します。
1
クリスマス手当の支給
フジオフードが展開するカフェ、【デリスタルト&カフェ】では、毎年クリスマスの繁忙期間に手当が支給されていました。
しかし2022年度は支給されなくなると知り、フジオフードユニオンでは「最低限、例年通りの支給はするように」と会社へ求めていましたが、会社は「支給することは考えていない」と硬直的な姿勢を変えようとしませんでした。
しかし、オンライン署名で手当廃止撤回の賛同を集めたところ、 賛同者数は1万筆を超えました。その署名と寄せられたコメントを会社へ提出し、不支給を撤回しないのであればストライキとSNSなどでの社会的な発信も行うことを伝えると、数日後に「例年通り手当を支給する」と連絡があり、手当を取り返すことができました。
3
休業支援金の活用
コロナ禍の特例的制度として、休業支援金・給付金があります。
コロナを理由に、シフトがなくなったり、大幅に減らされた場合に、国から補償が出る制度です。
当初、会社は「休業させていない」として申請協力してくれませんでした。しかし、交渉によって申請協力を取り付けて、その結果、パートやアルバイトとして働く多くの組合員が30万円から50万円の休業支援金の給付を受けることができました。
休業支援金制度の詳細はこちらから。
2
着替え時間の賃金支払い
これまでフジオフードシステムは一貫して「着替え時間は労働時間ではない」と主張してきました。
労基署による「制服への着替え及びそれにかかる移動時間も労働時間として賃金を支払うこと。また、過去2年間に遡り未払い賃金を支払うこと。」という是正勧告が出てもなお、団体交渉で「労基署労基署言いますけど、一監督官の判断に過ぎない。」と発言するなど、労働者の権利を軽視するような態度でした。
しかし今回、着替え時間も賃金支払いの対象となり、組合員には過去の未払い分も支払いを約束させることができました。 今後は組合員のみならず全従業員への未払い賃金支払いを求めていきます。
4
小学校休業等対応助成金
【小学校休業等対応助成金】は、保育園や小学校の休園・休校や、お子さんのコロナ感染により仕事へ行くことができなくなった保護者の賃金を国が補償する制度です。
こちらも会社の協力が必要であり、ユニオンからの交渉によって会社協力と、全店舗への制度周知をさせることができました。
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