
組合は、きょう付で会社にたいして春闘要求を申入れました。内容は、組合員のいる店舗について基本時給を要求額以上まで引上げ、その他の店舗についてもこれに準じた額まで引上げるよう求めるものです。組合としては、現在の時給は「生活できる賃金」からも「仕事に見合った賃金」からも遠くかけ離れたもので、賃上げは不可欠であると認識しています。具体的な要求額は、東京・ヤエチカ店と吉祥寺PARCO店が時給1,500円以上、埼玉・行田と愛知・イオンタウン弥富が時給1,300円以上、仙台中山と徳島・吉野川、それに宮崎恒久が時給1,200円以上です。また、土日祝手当の増額やインフレ手当の支給なども求めています。
過去の春闘では時給1,200円→1,400円の賃上げも
組合では、2023年の春闘から賃上げを求めてストライキをかまえてたたかっており、23春闘では東京・ヤエチカ店で時給1,200円→1,400円(16.7%)、徳島・吉野川店で時給900円→1,000円(11.1%)などの賃上げを勝ち取っています。24春闘でも、各店舗で賃上げを勝ち取りました。
また、共闘する他の職場・組合でも成果が上がっており、北関東地盤のスーパーマーケット「ベイシア」では全パート・アルバイトに2年連続で平均5%前後の賃上げ(首都圏青年ユニオン)、靴小売り大手の「ABCマート」でも全パートに一律6%の賃上げ(総合サポートユニオン)を勝ち取るなどしています。
ことしの春闘でも、全国のなかまと共闘して、ストライキをかまえて不退転の決意で賃上げ獲得のためにたたかいます。
組合に加入して、ともに春闘をたたかおう
交渉、ストライキはこちら側の人数が多ければ多いほど有利です。戦術の面でももちろん、要求が職場全体の総意であり譲れない点であることを会社や世論にアピールする力にもなります。このかん、東京・ヤエチカ店や仙台中山店で組合員が増えたり、組合員のいなかった宮崎恒久店で複数の組合員が加入したりと、組合の力がさらに増しつつあるさなかにあります。なんとしてでも「生活できる賃金」「仕事に見合った賃金」を勝ち取るため、従業員のみなさんの1人でも多くの組合加入を切にうったえます。
詳細は、組合の連絡先(電話:03-5395-5359 メール:kaitensushi.union@gmail.com)までお問合せいただくか、店舗の組合員までお気軽におたずねください。
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